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PROJECT STORY Vol.1

新築アパート企画
プロジェクト

プロジェクト概要

“こだわりが詰まった人気の物件を作ろう”そこには揺るぎない信念があった

2024年1月、福岡市東区西戸崎に高級リゾート賃貸アパート「Laguna garden福岡East」が完成。
担当したのは売買事業部立本 健斗。プロジェクトの発足は2023年の春。立本は土地の仕入れの段階からプロジェクトに招集された。建物は1DKから2LDK+Sまでバリエーションに富んだ8戸の2階建て
アーウィンに入社して初めて挑む立本主導のプロジェクトが始まった。

プロジェクトメンバー

立本 健斗(たつもと けんと)
売買事業部 主任

なぜ西戸崎に?

福岡のリゾート地は?と言えば近年は全国区にもなっている「糸島」と答える人が多いだろう。

しかし、今回アーウィンが考えたのが、糸島ではなく、海と緑に挟まれた自然溢れる街「西戸崎」。福岡IR誘致で注目を浴びた西戸崎に福岡ではまだ馴染みのないリゾートアパートを建設するミッションをどう感じたのだろうか?

まずは、どうすれば入居者が喜んでくれるか、知恵を絞りました。そこで決めたテーマが『自慢できる家』。写真を撮ってSNSで見せびらかしたくなるような、ドラマ映画に出てくるような空間づくりを目指しました。そして西戸崎で暮らすイメージをパースで表現できるように、海の近くで暮らしてるドラマや映画を見たり休日に海岸沿いのカフェ巡りをした経験が役に立ちました。

当初、困難を予想していた訳とは?

西戸崎というエリアに賃貸物件を建てることを決めたのは、IR誘致により将来性を見込んだ立地選定。誘致が決まってからでは地価が上がって収益率が低いアパートしか建てられない。だから今のうちにという理由。

しかし、現状ではIR誘致の決定はまだ先の話。現状の西戸崎は福岡市の主要エリアからも遠く離れていて、賃貸需要もほとんどない。そんな状況で、本当に賃貸物件を建てて運用できるのか、IRが誘致されるのか、アパート経営が成功するのか、という不安が常に付きまとっていた。

「私たちはこの不安に打ち勝つために、ポジティブに考えることにしました。何も決まっていないからこそ、動くことがチャンスなのだと」。立本たちは、このチャンスを逃さないために、全力で物件の開発に取り組んだ。

万全の対策を練り、挑んだ結果。

重要な賃料設定は、徹底的に入居者目線で家賃帯をリサーチ。自社の賃貸仲介事業部の意見だけでなく、近隣の不動産会社15社以上にも賃料相場を徹底的にヒアリング。また、西戸崎にはペットを飼って一緒に散歩や運動を楽しんでいる方が多いことを知り、大型犬飼育も視野に入れた。

自慢できる家にするために外観デザインも賃貸物件っぽくなく、リゾート感を出せるように工夫。外壁のサイディングボードの厚みは18mmに変更し重厚感を持たせ、物件を彩る植栽にもこだわり、ソテツ、フェニックス、アガベ、ユッカなどの南国風の植物を多様に配置した。

そしてこれらのこだわりが伝わるようなパンフレットを数十部作成して、賃貸仲介業者に説明して回った。こうした万全の対策のおかげで、予定よりも早く完成の数か月前の段階で満室

立本はこのプロジェクトを通して、困難に立ち向かうチームワークを高めることができ成長できたと実感している。今後この高級リゾート賃貸アパートをもっと企画していきたいようだ。