投資家の過半が「不動産価格が上昇」
健美家(株)は27日、15回目となる「不動産投資に関する意識調査」の結果を発表した。4月28日~5月12日にかけ、同サイトの登録会員を対象に実施したもの。
投資用不動産の価格を1年前と比較した場合、「上昇している」が52.8%(前回調査比29.4ポイント増)となった。「下降している」は12.1%(同15.2ポイント減)、「変動はない」は35.2%(同14.1ポイント減)だった。「2020年10月以降に物件を購入したか」については、「購入した」が35.3%(同0.3ポイント増)と微増。コロナ禍でも購入されていることが分かった。購入した物件は「区分所有マンション」が34.2%(同13.9ポイント増)と大きく増加した。「収益不動産の購入に際して、気にかけている観点」については、「キャッシュフロー(手元資金)の確保」との回答が52.9%と半数を超えた。続いて「出口戦略(換金)」が47.1%、「不動産の価格変動」が37.7%と、財務や売買に関する項目が多かった。