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次世代移動通信「5G」

次世代移動通信「5G」

2020年にサービス開始となる移動通信規格「5G」は現在の4Gに比べ、データ転送速度の大容量化・高速化が期待されています。しかし、それ以上にインパクトが大きいものが「低遅延」と「多接続性」です。大量のデータを転送できても時間がかかっては使い勝手がよくありません。これを解消できる技術が低遅延です。この技術は自動運転には欠かせません。例えば、時速100kmでの自動運転時、前の通信車両の急ブレーキに反応する際、4Gではブレーキ始動まで1.4m走行してしまいますが「5G」では2.8cmまで縮まります。

「多接続性」も重要です。すでに人とネットワーク、モノとネットワークの接続は多様化し、同時にいくつもの接続が可能となっていますが「5G」ではそれが桁違いになることを想定しています。このようにモノとモノ、ヒトとモノが「5G」の技術で結びつくとデータ通信を意識することなく、まさに繋がっている状態になります。「5G」という通信環境は未来がもうすぐそこまで来ていることを意味しているのです。

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